これからの社内報の目指す姿

近年、少子高齢化やワークライフバランスなどを背景に、生産性の向上と業務効率化を進める手段として働き方改革が進められています。また今年は世界的にコロナウィルスの影響を受け、働き方の見直しがさらに加速しています。
そんな背景を受け働き方はも集合型から分散型へと変化しており、インターナルコミュニケーション在り方も転換期を迎えているのではないでしょうか？

社内報も会社で見るコンテンツから、出社しなくても遠隔でも見られるコンテンツへと変化が求められてきているため、今までは紙(冊子)メインの発信が多かったですが、最近ではWebを活用した情報発信も増えています。
では紙(冊子)の社内報が不要になったのかと言うとそういうわけではありません。紙(冊子)、Webともにメリット・デメリットがあるので、コンテンツの種類に応じて媒体を使い分けていくことが社内報に求められているのです。

ここで前段でも触れたWeb社内報に関して簡単にご紹介します。
Web社内報の最大の特長は、即時性と更新性にが優れていることです。そのほかにも動画によるコンテンツのリッチ化や情報の階層化、リンクによる情報の補足、双方向コミュニケーションなど冊子にできないことを実現することができます。そして言うまでもなく、場所と時間に制限がないため、分散型の働き方に対しても情報共有の親和性に優れているといます。
これからの社内報はコンテンツ情報の特性を把握し、内容に合わせて媒体を整備・発信していくことで、インターナルコミュニケーション戦略の重要な役割を担っていくのではないでしょうか。