社内報コラム

【ウェビナー開催レポート】漫画で加速するインナーコミュニケーション-漫画活用のメリットや事例をご紹介-

【ウェビナー開催レポート】漫画で加速するインナーコミュニケーション-漫画活用のメリットや事例をご紹介-

2021年11月17日(木)に「漫画で加速するインナーコミュニケーション-漫画活用のメリットや事例をご紹介-」と題したウェビナーを開催しました。最近、TwitterをはじめとするSNSやYouTubeを眺めているときに、漫画を使った広告が増えたな…と感じることはないでしょうか。実は社内報やマニュアルといった社内コミュニケーションにおいても、漫画を使ったコミュニケーションが増えてきています。今回のセミナーでは漫画プロモーション制作会社である株式会社フーモアさんをお招きして、漫画の活用方法や実際の事例をお伝えしました。

漫画での表現が増えた背景

街中の看板や、SNSでもマンガでの広告画像を見かける機会が増えていますが、コロナ禍においてリアルな取材などが難しいなかでフルリモートでも情景などが描ける「漫画での表現」に注目が集まっています。

また、以前に比べると漫画が一般的なものになっているという社会的な背景や、子どもの頃に漫画を読んでいた年代の方が役職者となっているため抵抗感なく漫画を扱えるということもあります。

具体的な事例で見る漫画の効果

漫画を使い、「年末調整」を社内報の特集テーマにした某大手企業様の例を紹介しました。約20,000人の従業員がいるこちらの企業では、年末調整の提出期限についてや、書類の記入漏れ、そもそもの基本的な知識がないなどの理由で、担当部署への問い合わせも非常に多く、負荷がかかっていました。

そこで、従業員の方たちの意識向上を目的に社内報で年末調整について伝えることにしましたが、業務に関係のない「年末調整」は少々難しいイメージがあるため、漫画での表現に踏み切りました。

この企画はとても反響があり、好評でした。これは、読者の興味が低く見られにくい内容を見られやすく、難しいことを分かりやすく、漫画で表現できたからではないでしょうか。

インナーコミュニケーションを加速させるために

事例や過去の出来事、また未来までも伝えることのできる漫画の表現の幅はとても広く、社員教育・マニュアルだけではなく、中期経営計画などを多くの従業員に伝えるためにも有効です。会社のビジョンを経営者が言うと遠い存在のような気もしますが、漫画で表現することで身近に考えて、自分ごと化することにもつながります。

ほとんどの方が漫画で自分を描いてもらった経験がないかと思いますが、社長や同僚、自分の似顔絵が掲載されていれば嬉しさ、驚き、さらにその中におもしろさがあります。そこから社員同士の会話が生まれ、コミュニケーションを活性化する効果があるのはないでしょうか。

「見られにくいものを見られるように」、「分かりにくいものを分かりやすく」、「興味を持って読んでもらえるように」など、目的を明確にすることで、読者の読後感に効果的にアプローチすることができるのが漫画なのです。

りえぞん企画では、今後も社内報制作やインナーコミュニケーションをテーマに、皆様のお役に立てるセミナーを開催していきますので、ぜひご参加ください!

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