【ウェビナー開催レポート】「社内報の企画の立て方、まるわかりセミナー」
2021年12月21日(火)に「社内報の企画の立て方、まるわかりセミナー」と題したウェビナーを開催しました。
2022年の社内報づくりに向けて、企画力を身につけたい、企画力を磨きたい、そんな社内報ご担当者さま必見。
カーボンニュートラル、SDGs、ESG、DXなどの社内報で伝えるべき重要テーマから、社員間のコミュニケーション活性化まで、アイデアを次々に生み出せるようになる企画の要点と企画を考えるための4つのポイントをお伝えしました。
良い企画を立てるために一番大切なこと
良い企画を立てるために一番大切なことは、課題が何かという点にしっかりフォーカスすることです。
企画がうまく立てられなかったり、アイデアが広がらなかったりするのは、多くの場合が課題にフォーカスしているつもりで、実は課題ではなく解決策にフォーカスしてしまっていることが原因です。
今回、「カーボンニュートラル」をテーマに、2つの切り口の企画案を事例としてご紹介しました。ひとつ目の企画は、「カーボンニュートラルの理解促進」を課題としたもの。もうひとつは「会社の目指す姿の実現と推進」を課題としたもの。
2つ目は、カーボンニュートラルそのものではなく、課題を解決するための要点のひとつとしてカーボンニュートラルを伝える企画です。
しかし、「理解を促す」ことは課題の解決のたの方法であり、「理解を促す」ことは「課題」ではなく「解決策」であるということを説明しました。
社内報の“良さ”を生かす企画
一つ目の企画案のように、「理解促進」にフォーカスした場合、そのテーマについて全従業員の理解が進めばその企画は成功です。しかし、理解が進むだけでは、本来は全従業員がそれぞれの立場で取り組むべきテーマであるにもかかわらず、最悪の場合、どこかの部署の誰かがやる取り組みだと理解されてしまう可能性はないでしょうか?
理解促進が目的の場合、社内報のような自発的な読み物ツールよりも、ポスターやサイネージなど誰もが何度も目にし、印象に残りやすく、ポイントを絞って短時間で伝えることを得意としているツールで伝えた方が効果的なこともあります。
全従業員が理解すべきことを社内報で伝えることは大切ですが、ツールとしての社内報の“良さ”を生かす企画を考えることも重要です。
社内報は、組織や人の意識や意欲、関係性に作用させるツールという点、イントラなど他のツールではできない人の感情や感覚、感性などのエモーションに訴えることができる点、この2点が特徴です。
社内報を読んでくださる従業員の皆さんに、作る側のワクワクが連鎖・伝播することができると、その温度感が良い結果につながるのではないでしょうか。
そのほか企画立案の4つのポイントを紹介して今回のセミナーを終了しました。
りえぞん企画では、今後も社内報制作やインナーコミュニケーションをテーマに、皆様のお役に立てるセミナーを開催していきますので、ぜひご参加ください!
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