【ウェビナー開催レポート】「社内報の課題あるある」
2020年11月6日(木)と18日(水)に、「~りえぞん企画がアンケートから読み解く!~社内報の課題あるある」と題したウェビナーを前後編にわたって開催しました。今回はその模様をお届けします。
社内報づくりのお困りごとを大きく5つのカテゴリに集約
今回のセミナーでは、社内報の担当者ならきっと誰もが一度は困ったことや、思わず共感してしまうようなお悩みや課題を取り上げて、りえぞん企画流の解決ヒントやポイントをお伝えしました。
まず、これまでりえぞん企画が行ってきたアンケート結果や実際の担当者の声を分析し、多くの方が共通してお困りの課題を5つのカテゴリーに整理しました。
社内報の「あるある」課題5つのカテゴリー
-
- 社内コミュニケーション
- 制作面
- 企画立案
- デジタル化
- その他
それぞれ、どんなお悩みがあるのか、また解決とポイントについてご紹介しました。
社員の声を集めながら、企画にも生かす方法とは
集計結果のうち、一番お悩みが多かったカテゴリーが「社内コミュニケーション」でした。その中でも「読者からの反応がない」というお困りごとに対する解決方法として、インターネットアンケートや、グループインタビューなどをご提案しました。
ポイントは、単なる「社内報」に関するアンケートにはしないこと。実は、読者アンケートの回答が低いというお悩みもよく耳にします。そのため、アンケートテーマをSDGsや働き方に関する意識調査などに工夫することで、回答率があがると同時に、アンケート結果自体を社内報の企画として使えるという利点もあるのです。また、インタビューはアンケートからはわからない本音が聞ける場としても活用できます。
既存の企画もアイデア次第で新鮮な企画に
また、「企画立案」からは「マンネリ化」のお悩みについて、実際にデザインサンプルをもとに、写真やタイトルの配置、写真の選び方などデザインの工夫についてご紹介しました。
さらに、企画のマンネリ解消方法として、「掛け合わせ」の考え方をお伝えしました。これは、「定例企画」 × 「特集・既存企画」 × 「手法・演出・インパクト」の3つを掛け合わせて新しい企画づくりに生かす方法です。
まずは、3つのそれぞれの項目を思いつくまま書き出していきます。「定例企画」は会社として伝えなくてはならない定期情報や季節ネタ、「特集・既存企画」はその他の企画、「手法・演出・インパクト」は、座談会やアンケートなどの手法や演出、ほかにも人気テレビ番組風の演出など、気になるものをどんどん書き出します。ポイントは「〇〇番組の企画風」など、具体的に書き出すこと。そして、この3つを組み合わせて企画にできないか検討していくという方法です。今まで組み合わせようと思っていなかった意外な掛け合わせから、新しい企画が誕生するかもしれません。ぜひ、チャレンジしてみてください!
このほか、デジタル化や制作についてのあるある課題については動画活用のメリットや相互コミュニケーションの効果、社員に登場してもらうための取材依頼書についてなどのポイントをご紹介して、セミナーを終了しました。
皆さまから、共感の声をいただくこの企画については、今後も定期的に開催していく予定です。ぜひお楽しみに!
りえぞん企画では、今後も社内報制作やインナーコミュニケーションをテーマに、皆様のお役に立てるセミナーを開催していきますので、ぜひご参加ください!
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