2022年の振り返りと2023年の展望
みなさま新年あけましておめでとうございます。
旧年中は関係する皆様には格別なお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。本年も皆様のお役に立てるよう尽力して参りますので、引き続きよろしくお願い致します。
2023年の最初のブログは、やはり2022年の1年間の振り返りと今年の展望という新年らしく、かつ自らの備忘録を兼ねて書こうと思います。
当然ながらできたこと、できなかったことがありました。去年の一番の変化は何よりも、社長という立場に変わったことが一番の変化でした。しかしながらいつかのブログに書いた通り、やることが大きく変わったかというとそうでもなく、もちろん社長としてやるべきことは増えたものの、既知の経験則という意味も含めて大変化というレベルではなかったような気がします。
そんな中でも社長として為すべき仕事の1つである、結果を残し会社を安定させるという点においては、達成できたと自己評価しています。当然ですが、これは従業員一人一人の躍動あってのことで、これは従業員みんなに感謝しています。もうひとつ、社内に対して仕事をする上でのマインドセットとして発信した「あえて難しい方の選択」をして仕事をするという点においては、自分ではどうだったか振り返ってみました。
自らに課した大きく2つについての1つは及第点。もうひとつは、もっとやれる余地があったかなと感じています。
前者については、新しい価値を創るということ、すなわち当社にとって初めての、自分たちによる、自分たちのメディアを創るということ。これは2年越しながら多くの人の協力を得ながら達成でき、感慨深く新しい発見ができた仕事でした。今後、さらに価値を付加させ育てて欲しいと願っています。
後者については、億劫がらずに人に会うということ、これについてはもっとできたはず、が正直なところです。営業電話の相手でも、自ら能動的に会いにいくケースでも、内容と回数においてはまだまだできたはずで、平時に自らを奮い立たせる術を身に付けなければと、改めて痛感しました。
これらを踏まえて今年、新たにどんな心持ちで2023年にのぞむかということですが、「あえて難しい方の選択」は、引き続き自分に対するマインドセットでもあるので継続したいと思います。具体的には、デジタルリテラシーという課題です。だいぶ漠然としているのは承知ですが、少なくともweb3.0時代の新しい技術やサービスの概念くらいは、どこかでキャッチアップしておかなければという思いです。
こうした技術を駆使している分野はまだ限定的だろうし、実験的な意味合いもまだ強いかも知れませんが、現代の技術革新と拡張スピードはデジタル時代ゆえに加速度的で、彼我のことと思っているとあっという間に身近で、それ無く成立しない社会がくるはずです。自分たちの仕事に対する影響も、きっと近い将来に影響を及ぼす決して他人事ではないと思いますので、今のうちに何とかしておきたいところです。
もう1つは、事業の継続性の担保。これは社長の仕事の最大かつ最優先の仕事で、こうした場で具体的に書けることは少ないのですが、前述したような将来を見据えること、そしてそれに必要なアクションなどを指しています。そこで求められる大事なことは時代の空気感を読むことや自社に対する冷静な客観性。そのためには極力現場の近くにいること、そして去年の積み残しでもある、億劫がらずに人に会うということを心に留めておきたいと思います。
多くの方々が今年は2022年よりも難しく、ネガティブな時代を予想していて、確かにその通りでVUCAな時代だと思います。そんな不確実で見通しの効きにくい時代にあるのかも知れませんが、私たちはどんな状況にあっても、企業や企業活動を営む人の想いを繋ぎ、カタチにすることで企業成長のエンジンを担うものでありたいと思います。こうした仕事に誇りを持ち、従業員一同楽しく新しいことに挑戦して参る所存ですので、今年も一年どうぞよろしくお願い申し上げます。